カラフルキャラメル

-映画・美術・旅行・お茶など-(基本的にネタバレで好き勝手、雑に書いています)

007 スカイフォール(Skyfall)

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趣味は復活(Resurrection)
2度目の鑑賞。初めて観た007は『007 ゴールデンアイ』。以来、007はお正月映画として家族で観に行く恒例行事でした。今年の正月は体調を崩していたので行けなかったけれど、お正月のおめでたい気分のときに観たかった。
大好きなジュディ・デンチの「M」、知的、冷静、冷酷でイスタンブールでの「とにかく追いなさい」「撃つのよ」は鬼過ぎる。『裏切りのサーカス』を観たときも思ったけれど、スパイってほんとうに大変な職業だなぁ...
ユニオンジャックのブルドッグの置き物は『裏切りのサーカス』のコントロールの机上にも置いてあった!(DVDコメンタリーでジョン・ル・カレの私物と言っていた)1度目観たときは気付かなかったけれど、あのブルドッグ、MI6がシルヴァに爆破されたときに壊れてしまったので「M」が修理して直していたんだよね?(という前提で)ラストでボンドの手に託されたとき、いくら傷ついたとしても復活し、ユニオンジャック背負って現場でもっと働けって「M」らしいメッセージだなと。
なんというか、エリザベス1世エリザベス2世サッチャー首相などイギリスには強い女性ボスに絶対的に仕える萌えというのがあるのかしら?そもそも女王陛下の007だし、上司「M」も女性(ジュディ・デンチ)の方が絵になるし、ボンドもシルヴァも部下としての絶対的な忠誠心以上に母的な感情を抱いているように描かれていたし。2人の傷ついた「M」への気遣いシーン好きです。
あとは、シルヴァの「英国もMI6もso old-fashioned!」に(あーあ、言っちゃったよ…)感とか、ボンドが地下鉄の車掌さんに「ドア開けてー」のあとの「衛生安全委員会です」とか、Aston Martin DB5を爆破されたときのボンドの「いかった!!」場面で私は大爆笑だったんだけど(あまり皆笑ってなかった...)!そして聴聞会でのボンドがマロリーにウインクするところがツボでした…
いくらでもダニエル・クレイグのPV的に観られるなぁ(しみじみ)。トムフォードのスーツももちろんかっこいいのだけど、『ドラゴン・タトゥーの女』同様、コート姿がステキなんだよね。なんだか、暖かいし、軽いからってダウンジャケット着てないで、きちんとウールのコートと皮の手袋しよう、って思いました(なんだそりゃ)。帰りにバーゲンでさりげなく皮の手袋見に行っちゃったし。買わなかったけれど。

1/22追記
映画秘宝3月号の町山さん&柳下さんの新春大放談のなかで、“ストーリーからまるごとボンドがいなくても成立する&ボンドがただの傍観者”と言っていて、目からウロコ。映画を観に行った2回とも、ボンドばかりに目がいってしまい(というか傷ついたダイエル・クレイグ萌え)、次はシルヴァ視点から観てみたいなぁと思っていたけれど、シルヴァと「M」だけの物語として、全然成立するなぁ...と思いましたよ。もう1回観れるかな?もしくはDVDが出たらぜひやってみようっと。