Iain Banksのこと

【6月10日 AFP】英スコットランドの作家イアン・バンクス（Iain Banks）氏が9日未明に死去した。英国放送協会（BBC）が同日、家族の言葉を引用して伝えた。59歳だった。末期がんに侵され、余命1年もないと自ら明かしてから2か月後だった。
http://www.bbc.co.uk/news/uk-22835047
出版社が、イアン・バンクスの新作「The Quarry」の出版を頑張って前倒し、6/20に発売する予定でした...まだまだ若いのに残念です。なぜイアン・バンクスの訃報にしんみりしているかというと、15年くらい前にイアン・ランキンというスコットランドのミステリー作家の「リーバス警部シリーズ」の大ファンになり、翻訳されるのが待てなくて、ペーパーバックでいろいろ読み漁るまで至った頃、ほかのスコットランドの作家の作品も読んでみたいと言ったら、イアン・バンクス「The Bridge」とデニーズ・ミーナ「Garnethill」を薦められたのでした。 あまり内容は覚えていないけれど。今日、イアン・ランキンのTwitterを見ていたら（イアン・バンクスとイアン・ランキンはファイフ出身の同郷だったと思う）、イアン・バンクスのファンがそれぞれお気に入りの本とお酒で追悼している写真をRTしていて、泣けた...みんなSlainte!って言うんだなぁ（＝Cheers! 乾杯のあいさつ）。エジンバラの街並みやパブやエジンバラから北上してアバディーンへ行った車窓から見たスコットランドの風景を思い出しながら、今日一日イアン・バンクスのことを考えていました。