カラフルキャラメル

-映画・美術・旅行など-(基本的にネタバレで好き勝手、雑に書いています)

ライジング・ドラゴン(十二生肖)

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ジャッキー、次の誕生日で還暦なんだって!「40年を超える映画活動の総決算として、原点に帰りノー・スタントで挑む最後のアクション超大作」ってさー、もうもう、富士山須走り的なところを転がりまくった果てのラストの姿とNGシーンとエンドロールを見て、思わず泣いちゃって...TBSラジオ、タマフルで宇多丸さんが言っていた「ここまでやってくれてありがとう、そして、もういいです」っていうのに尽きる、ほんとに。やり過ぎだよーってくらい。
インディ・ジョーンズ』やマンガ「ギャラリー・フェイク」といったトレジャー・ハントモノや美術モノが好きな私にとってテーマ的にもちょう面白かった!この前行った香港の黄大仙に十二支の銅像があったのでなんかイメージ湧きやすかった。アジト大爆発(火山もマンガみたいに大爆発したら面白かったのに!)とかフランス人女性のマシンガンぶっ放すところとか007ぽい(笑)孤島の海賊(日本語を喋るひとがいた)とフランス人追手とのごった煮な闘いとか『プロジェクトA』ぽいし、丸太にまたがっての脱出シーンは長野県の御柱祭を思い出して、柱の下敷きになるんではないかとドキドキしてしまった。曾お爺さんの骨でポカスカ、女性同士のキャットファイト(最後は助けたり、手を差し伸べたり)良かったわぁ。そしてラストのスー・チーダニエル・ウー
なんだろう、全身ローラーブレードとか撮影用の傘?を使ったアクションシーンとかソファの上での闘いシーンとかシュッとしてない(ニュアンス伝わるかな)コミカルなところが、あぁ、もう、ジャッキーだなぁってうるうるきちゃって...子供の時から親に連れられて映画館に観に行ったり、TVで映画観たり、ジャッキー映画を観て育ったから、もう観れないんだーって思うとしみじみセンチな気分になってしまいました(でも館内、ラスト結構みんな鼻すすっていたから、同じこと思っていたよね?ね?)。英語、フランス語、普通語ごちゃまぜでそういうところも面白かったなぁ。英語を話すジャッキーを観て、昔、飛行機内で『ラッシュアワー』を観て、大爆笑したこととか思いだしちゃった。