2014年上半期のベスト5とPhilomenaについて色々
今年も月平均5,6本くらいは映画を観ているのですが、本数が多くなると感想をまとめたり、ブログに書くのがすっかり億劫になってしまって...とりあえず、2014年上半期のベスト5は、
1. あなたを抱きしめる日まで
2. キャプテン・アメリカ/ウィンター・ソルジャー
3. グレート・ビューティー/追憶のローマ
4. ある過去の行方
5. her/世界でひとつの彼女
UPLINKで観た「いわきノート」という震災関連のドキュメンタリーもボロ泣きしたとても良い作品で、同時期に「アクト・オブ・キリング」を観たこともあって、ドキュメンタリー映画の意味みたいなことを漠然と考えたり。話すことでの療法的な役割はもちろんあるだろうけれど、「いわきノート」は作成に携わっているのが学生だからか、震災を語る被災者へのインタビューの質問がストレート直球で容赦なくて(よくいえば素直)、それが逆にたいへんよい効果になっていたなぁと。
1位の「あなたを抱きしめる日まで」(Philomena)は本当に大好きな作品で、原作のマーティン・シックススミス『The Lost Child of Philomena Lee』を読んでみたり、色々ネットで関連記事や動画を見たりしたので、面白かったものをいくつか載せておきます。
●映画『あなたを抱きしめる日まで』スティーヴ・クーガンが語る「笑いのなかに人々の尊厳を描くこと」|50年間に渡り息子を捜し続けた実在のアイルランド人の主婦とジャーナリストの物語 - 骰子の眼 - webDICE
http://www.webdice.jp/dice/detail/4137/
●スクリプト
http://1e36a764da2f6b46c156-0fa6f106d654e15326ee14d2a07c02d0.r64.cf1.rackcdn.com/2014/02/Philomena.pdf
●スティーヴ・クーガンが読んで映画化しようと思ったきっかけというガーディアン紙の記事 The Catholic church sold my child
http://gu.com/p/2aqdj/tw
↓リアルマーティン・シックススミスとリアルフィロミーナの笑顔がステキ
●Dame Judi Dench Interview Philomena Premiere
↓Stephen Frears監督が遅刻?して、途中からいきなり入ってくるのが笑える
●Steve Coogan Interview Philomena Premiere
●Reel Pieces: Steve Coogan with Annette Insdorf on Philomena
●Steve Coogan and Martin Sixsmith on Philomena
●DP/30: The Real "Philomena" and her daughter, Jane
●映画『マグダレンの祈り』(The Magdalene Sisters)
DVD特典映像の「マグダレン修道院の真実」も必見。ただし、ひじょうに気が滅入るイヤーな気分なります...
以下のニュースは、「あなたを抱きしめる日まで」の中で、マーティンが言った台詞じゃないけれど、ほんと ‘Fucking Catholics.’ って感じで...
●「忘れられた子」800人の集団墓地を発見、アイルランド:AFPBB News
http://www.afpbb.com/articles/-/3016854
●時事ドットコム:アイルランドのカトリック系施設、子どもでワクチン実験か
http://www.jiji.com/jc/a?g=afp_all&k=20140611031377a