カラフルキャラメル

-映画・美術・旅行・お茶など-(基本的にネタバレで好き勝手、雑に書いています)

イノセント・ガーデン(STOKER)

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『イノセント・ガーデン』本編オープニング映像 - YouTube

My ears hear what others cannot hear; small faraway things people cannot normally see are visible to me. These senses are the fruits of a lifetime of longing, longing to be rescued, to be completed. Just as the skirt needs the wind to billow, I'm not formed by things that are of myself alone. I wear my father's belt tied around my mother's blouse, and shoes which are from my uncle. This is me. Just as a flower does not choose its color, we are not responsible for what we have come to be. Only once you realize this do you become free, and to become adult is to become free.
うんうん、スカートに風は必要よね!
私は私で行くわよっ!って、パク・チャヌク監督の女性が解放される作品は観ていて、たいへん愉しいです。『渇き』のキム・オクビンとか。『クムジャさん』風なんだけれども「贖罪」というところが無い、むしろ気付き→大人への成長・解放といったある種の爽快感で終わる感じや韓国特有の重たいところ(恨の精神というのでしょうか…)が西洋人が演じている点でマイルドに観られるというのもよかった。
Wikipediaでは、叔父役にコリン・ファースが降板したと書いてあるけれど、コリン・ファースよりマシュー・グードの方が断然いい。「ウォッチマン」のオジマンディアス、「シングルマン」のコリン・ファースの恋人のひとですよね。
「血で血が…」というと、大昔に読んだ手塚治虫の「ペーター・キュルテンの記録」というドイツの連続殺人犯を思い出しました。ペーター・キュルテンwikipedia
インディアとチャーリーが同じ泳ぐような動きをするのはゾッとするとともに可笑しくて、パク・チャヌクっぽいなと。お気に入りは、ピアノの連弾シーンがエロくてとてもよかった。あと階段を使ったシークエンスも。ニコール・キッドマンが本当に美しく惚れ惚れしてしまいました。インディアがデッサンで壺の内側のデザインを一生懸命描いていたところにもゾッとしたし、刺した鉛筆から垂れる血の美しさ!卵といえば、『渇き』でソン・ガンホキム・オクビンが病院のベッドで初めてセックスをした後に卵をむいて食べるシーンが印象的だったけれど、今回も卵が出てきたので、パク・チャヌクはこだわりがあるのかな?復活(イースターエッグ)とか殻を破るとか。

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↑これ、キュート過ぎ!