カラフルキャラメル

-映画・美術・旅行など-(基本的にネタバレで好き勝手、雑に書いています)

きっと、うまくいく(3 Idiots)

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Aal Izz Well.
観に行こう、行こう、とぐずぐずしていたら、地元の映画館での上映があり、ラッキー!初日に行きましたが、1日1回上映でほぼ満席...(たくさんお客さんが入ることはいいことだけれど、満席の映画館は息苦しくて苦手なのです(ΘдΘ))先にシネマート六本木でこの映画を観たという同僚に、映画館内みんなで笑って、泣いてという感じで楽しかったよーと聞いていたので、私も笑うぞ、泣くぞ!と鼻息荒く映画館に出掛けて行ったのですが、そんなに感情豊かな感じでは無かったな、残念。シネマートならではだったのかしら?
そういえばインド映画初体験!
とても笑ったし、泣いたし(というか主人公たちも泣き過ぎ)、たいへん愉快な時間を過ごしたのですが、競争社会を早くからドロップアウトして、楽しく勉強してた私にとっては、勉強することの意義ってランチョーの言う通りじゃん!なに言ってんのと思わなくもない(上から目線)...そして、学生たちが簡単に自殺という選択をしてしまうということにすごく胸を痛め、「いい映画だった!」と素直に喜べなかったです、というかマジでこういった選択肢の持てない社会に怒りが湧いてきたというか、あれ(学長)、殺人でしょ!と文句言いたくなる!この反動でゆとり教育や競争心の無いぬるま湯的なことになるから、なかなか加減が難しいところですが。
漫画「マスターキートン」の中で、キートンの師匠のユーリー・スコット教授の“人間はどんなところでも学ぶことができる。知りたいという心さえあれば”&キートンの“人間は一生、学び続けるべきです。人間には好奇心、知る喜びがある。肩書きや、出世して大臣になるために、学ぶのではないのです。では、なぜ学び続けるのでしょう?それが人間の使命だからです。”という言葉にすごく影響を受けて、私は好きなことばかり勉強してきたし、日本で日本語で資料が無くても、知りたいという気持ちがあれば、国を飛び越え、言語を飛び越えて勉強しようという気持ちを持てるし、そういう人たちをたくさん外国で見てきたから、どうかこれから勉強する若者たちにこの映画と『いまを生きる』(Dead Poets Society)を観て、広い視野を持ち、選択肢があることに気付いて、生きて欲しいと願うばかりです。
そういえば、映画の中に出てくるボールペン、フィッシャースペースペンって、昔うちにあったなぁ、と思い出し、引っ張り出してきたら、いまだに書けて、ビックリ!やっぱりNASAスゲー!たぶん、30年以上前に父のアメリカ土産でもらったもの(S-294 スペースシャトル)